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1942年に東洋語学専門学校として誕生し、後に熊本短期大学、熊本商科大学を経て、94年に熊本学園大学となった「クマガク」。地域に深く根ざした歴史と、その魅力に迫る。
(週刊朝日2019年7/26号掲載)
幸田 亮一 学長
「師弟同行・自由闊達・全学一家」3つの建学の精神を掲げる熊本学園大学は今年で創立78年目を迎え、これまで9万6千人もの卒業生を輩出してきた。
前身となる東洋語学専門学校は、熊本県の政治界・経済界のリーダーたちが中心となり「これからの社会では外国語を習得し、世界で活躍できる人物を育成しなければならない」との考えに基づいて設立。旧熊本藩主・細川家から立田山の麓一万坪の土地を無償で借り受け、当時はまだ何もない山林地区を教職員と学生が一体となって開墾した歴史を持つ。
「全て自分たちで切り拓くしかない状況下で、自由に議論を交わしながら、全員が一丸となって目標に突き進んだ創立時の精神が本学のルーツとなっています」
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