忍者ブログ

学長インタビュー

全国各地の注目大学をライターが直接取材。学長の生の声を通して各大学の素顔と魅力をお伝えします。

桜美林大学(第18回)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

桜美林大学(第18回)

キリスト教精神に基づく国際人の育成
個性を伸ばす「学び」を創造し、進化を続ける


畑山 浩昭 学長


  キリスト教の宣教師として海を渡った清水安三氏が1921年に中国・北京に築いた「崇貞学園」が「桜美林学園」の始まり。
「崇貞学園」は、日本・中国・朝鮮半島の子ども達が分け隔てなく学べる学校として発展した。45年8月、敗戦により帰国を余儀なくされた清水氏は、現在の町田の地に「桜美林学園」を創立。「キリスト教精神に基づく国際人の育成」を建学の理念に掲げ、多様な価値観に対応できる人材の育成に心血を注いだ。清水氏が実践した「学而事人―学んだことを通して、人に仕える人となる」の精神は、今も脈々と受け継がれている。
「本学は創立時より文化や国を超えた教育を重視してきました。様々な国の学生が共に学ぶという環境そのものを用意することで、学而事人と隣人愛をグローバルに実践できる人物が育つと考えます」と語るのは、2018年4月に桜美林大学の新学長に就任した畑山浩昭氏。現在、1万人近い日本人学生と700人以上の留学生が在籍。学生の多様な留学ニーズに対応するため、目的に合った留学プログラムを用意し、留学経験者を2000人以上にする目標を掲げている。

 国際色豊かな環境の中で「リベラルアーツ」「プロフェッショナルアーツ」という2つの「学び」があるのも同大学の特徴だ。 
 勉強したい分野をじっくり考えることができる「リベラルアーツ」は、33の専攻と750以上の科目の中から、自分の興味や関心に合わせてプログラムを組むことができ、幅広い教養を身に付けられる。
 一方、特定の分野で活躍できる人材を養成する「プロフェッショナルアーツ」は4つの学群で構成。国際社会で活躍するための語学を学び、留学することができる「グローバル・コミュニケーション学群」、観光・航空・流通・ITなど様々な分野で活躍するための知識を身に付ける「ビジネスマネジメント学群」、保育から高齢者福祉まで総合的に学び、健康・スポーツ科学を実践できる技術を身に付ける「健康福祉学群」、演劇、ダンス、音楽、ビジュアル・アーツを専攻できる「芸術文化学群」で、それぞれ自分の夢や目標につながる知識や技能を修得できる。
 19年4月には新しい学びの場として「新宿キャンパス」(ビジネスマネジメント学群)を開設予定だ。ビジネスの中心地という立地を生かし、企業の第一線で活躍する講師による講義や長期インターンシップなど企業と連携したカリキュラムを計画している。20年4月には「本町田キャンパス(仮称)」(芸術文化学群)を開設予定で、それぞれの学群を拠点化していく計画だ。
「一つひとつのカレッジを強化し、ホームライクな学校を目指したいと思います。本学で学ぶ学生には、問題解決力をつけてもらい、いつまでも学び続ける人間になってほしいですね」と畑山学長は今後の抱負を語った。

【大学データ(問い合わせ先)】
東京都町田市常盤町3758
☎=042―797―1583
創立=1966年4月
学生数=9424名
学部=リベラルアーツ学群、グローバル・コミュニケーション学群、ビジネスマネジメント学群、健康福祉学群、芸術文化学群
https://www.obirin.ac.jp/
PR

コメント

学長インタビュー         掲載号のご案内

週刊文春 2021年1月28日号 [雑誌]

「週刊文春」2021年1/28号

運営:㈱エスコミュニケーション

編集タイアップ企画のパイオニアとして、マスメディアでは報道されない学校のお取組みや魅力をお届けします。 《ご掲載をご希望の場合はこちらまで》 s-comm@s-comm.co.jp

P R